藤簪、完成いたしました
2012年 04月 29日
Twitterでの藤予告からもだいぶ時間が経ってしまいました。すみません。
題材は源氏物語です。
銘「花宴 - hana no en -」も 源氏物語「花宴」巻で描かれる2つの宴、桜の宴と藤の宴、
こちらからいただきました。
光源氏は桜の宴で朧月夜と出逢い、藤の宴で再会します。
その再会のシーンがなんともせつなくロマンティックなんです。
身分を明かせない朧月夜。
御簾の向こうに 恋しい光源氏が自分を探しに来てくれても、
秘密の逢瀬を題材にした歌を詠んでくれても、
色めき立ち嬉嬉として返歌する女達の中にあって
ひとり やるせなさゆえ返歌することが出来ません。
溜息が洩れるだけ。
ですが、光源氏はそんな何も語らない彼女を 語らないがゆえに探し当てます。
「貴方だ」と。
几帳越しに手を掴んだところでこの巻は終わり。
…ふたりの心の機微、この描写がたまらないんです。
静かな、とても静かな中に秘められた恋情。
藤にはそんなイメージがあります。
表現出来ていたら良いのですが。
花言葉も
「佳客」
「恋に酔う」
「決して離れない」
なんですよ。
出品は5月の第2週を予定しています。
写真をFlickrに載せておりますので 是非1番大きいサイズで御覧ください。
全体像から接写まで、全部で5枚ありますヽ(´▽`)/
Flickr http://www.flickr.com/photos/sakaefly/
PS,
源氏物語、説明下手で面目ないです。
綺麗にまとめてらっしゃるサイトを参照に要約したのですがダメダメで…。
本物はとても素敵なので是非ご一読くださいね (漫画も素敵ですよ)
いろいろと見ていて辿りつきました♪
作品を見てビックリしています。
藤簪が素敵過ぎます♪
樹脂で出来てるんですか?
本物そっくりですね^o^
なんと言う技法なんですか?
また遊びに来ますね♪
コメントありがとうございます♪
はい、樹脂とワイヤーで出来ております。
ディップアート、ディップフラワー、アメリカンフラワー
と呼ばれる技法です。
アメリカンフラワーで検索なさるとキットや教室が出てきますよ☆
またお越しくださいねヽ(´▽`)/
お返事ありがとうございました。
何度見てもため息が出るほど綺麗な作品ですね♪
早速、ネット検索してみましたが、東京でのお教室は少ないですね(悲)
榮さんはどこかのお教室習われていたのですか?
1度、体験レッスンしてみたいです♪
こんにちは♪
わたしは本を見て覚えました。
体験教室にもお邪魔したこともありますが
遠くて通えなかったんです。
通えない時は、ネットで買える本付きのスターターキットをおすすめします♪
こちらの作品がステキすぎて、最近、よくこちらのサイトに遊びに来させて頂いています♪
私もアメリカンフラワーを作ってはいますが・・・どうしても、自分だとこの絶妙なグラデーションが出せないんですよね;;
ファンシースプレー使うとムラになってしまって・・・。難しいです。
そう思うと、本を見て、自分でこのグラデーションを出せる榮さんは、本当に凄い技術をお持ちなのだなと実感します!!!
これからも、新しい作品など、楽しみにしています。
またまたコメントありがとうございます♡
アメリカンフラワーの手法に限定せずいろいろなものを実験し導入すると格段に楽しくなりますよ♪
わたしも取り入れたい技術が沢山あってわくわくしてます♪
私も始めてみたいのですが田舎のため、あまり教室もなく困っています。
本を参考にしたいのですが、現在は絶版のものばかりで…
榮さんが参考にされた本をお教えいただけないでしょうか?