鹿角細工師 鹿正さんのこと
2012年 07月 28日
鹿角細工師 鹿正さんです。
毎日和装でお過ごしです。
作業に適した職人装束とのこと。
かっこいい。。
鹿の角で根付や帯留などをお作りになります。
精緻で魂が籠った、凄味のある根付の数数。
こちらが最新作、根付「胡蜂捉仔虫図」
オオスズメバチがクワガタの幼虫を襲っているところ。※ 制作中
かっこい〜。。
貘の手なんかめちゃくちゃかわいいでしょう?
こちら海外からの御注文ですって。
目玉もね、牛角・水牛角・羊角の層になってるんですよ。
胡麻粒大なのに!( ; ω;)
幼虫も髑髏も本物みたいでしょう?
リアルなだけじゃなく和にディフォルメされてるところが凄いんですよね。
怖さを感じる。
そして面白い。洒脱というのかしら。
愛おしさを感じる面白さがあるんですよね。
これって根付には重要な要素。
信じ難いことに鹿正さん、電動工具を一切お使いになりません。
全て人力。
硬い鹿角を刻むのも磨くのも本当に骨が折れるのに…。
電動を使わない理由、
それは鹿正さんにとって細工とは「行」であるから。
日日、古武道で鍛え、滝行が日常の鹿正さんならではのお言葉。
法具の御注文が入るのも納得。
武蔵美を出て欧州工業デザイン界で活躍されていた鹿正さんが
「本当にやりたいこと」
と帰着された鹿角細工。
日本的美学を凝縮したものがそこにあります。
生き方まで美しい。
皆様も是非ご覧ください。
鹿正さんブログ☆ http://ameblo.jp/rokusho-dou/
鹿正さんHP「鹿正洞」☆ http://www.nns.ne.jp/ent/p-design/rokusho-dou/Rokusho-do.html
ブログ面白いですよ! (アニソンシャウトする人ですよ怖くないよ!)